2010年01月29日

消費伝染病「アフルエンザ」@米色々な学者さん達

サブタイトル「なぜそんなに「物」を買うのか」

アメリカで1990年代末より放送されているテレビ番組のテーマを
書籍化したもので、著者は以下のお三方です。
ジョン・デ・グラーフ氏、テレビ・ドキュメンタリーのプロデューサー。
デイヴィッド・ワン氏、環境化学者、米国環境科学局の政策アナリスト。
トーマス・H・ネイラー氏、デューク大学経済学名誉教授。

アメリカの反映の歴史は消費文化にあり。
物を買うこと、いや買っても買っても満たされることのない伝染病、
それを「アフルエンザ」と定義しています。
“アフルエンス(豊かさ・裕福さ)”+“インフルエンザ(流行性感冒)”
=“アフルエンザ(豊かさ病)”
欲求は収まることを知らず、内側には空しさが広がるばかり。
そこに度を越えた消費による経済破綻が加わることもあります。

広告業界の伸びはいかにして??
人間の心を操作するためにあるようなマーケティングやメディアの現状、
興味深く、面白く読みました。
いかに(不必要なものを)買わせるか、広告の影響力は大きい。
テレビなどを通じ、それを生活の一部として何気なく刷り込ませる手法も。
アメリカ人の見分けられる野生の草花の平均は10種以下だそう。
対し、既知のブランドロゴは・・・100種を超えるとか。何か変だ?!

とはいえ、アメリカ人に向けて書かれており、例などピンと来ないものあり。
ま、本質部分は十分に共通する現象?であり、全く問題ありませんが。

消費する、それ以外には発展の手立てはないものだろうか?
増える労働時間、そして対価、それを全て消費しなければ経済は成長しない。
生きていくために、また楽しむために必要な消費ももちろんありますが、
物欲も年とともに落ち着き、スローライフでゆっくりと、に心惹かれます。

時間も精神的なゆとりもそして身の回りのものも、あればあったで
困ることはない。
これって持てない自身が逃げているだけなのかもしれない・・・
なんて、アフルエンザ症状と思しきものがあることは否めない。

相も変わらず、支離滅裂、内容のない文章となっていますが、
読了後、色々と考えることがあります。
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posted by honeybeeeee at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

もう一日@ミッチ・アルボム

私には珍しく翻訳もの、アメリカのスポーツライターにより書かれた
とある大リーガー、人生の回顧録、親子の心の対話かな。
ノンフィクションのようです。

翻訳にありがちな不自然さはさほど気にならず、
家族っていいなあ、と温かな気持ちになる一冊です。

メジャーリーガー、とはいえ、怪我により現役生活は1週間のみ、
後はお約束?の泣かず飛ばずの人生を歩んでいる主人公。
過去の栄光が忘れられず、どうにかして自身を立て直そうと試みるも
全てが裏目に出る、彼には辛い日々が続きます。
結果として全てがなくなってしまった彼は、荒れに荒れた生活の末、
自身の人生を諦め自殺を試みます・・・

その彼の最後となるはずの時、彼が今までいかにして愛され、
彼自身でしかありえない大切な存在か、その意味と尊さ・・・
を亡きはずの母と再会し、改めて知ることになります。

この世に生を受けた日から、その存在には意味があります。
たとえどんなことが起ころうが、本人には上手く実感できなかろうが。
日々を生きるのに大切なことを思い出します。

息子が図書館で適当に借りてきてくれたシリーズ?の一冊ですが、
こんな母でありたい、「生まれてきてくれてありがとう」は伝えたい。
なかなかよいチョイスでした!
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posted by honeybeeeee at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

葉桜の季節に君を想うということ@歌野晶午

初めて読む著者の作品。
美しいタイトルと表紙の挿絵、更に綺麗なペンネームに惹かれ、
近所の古本屋さんの閉店セールにて数冊を大人買い?しました。

表紙やタイトルから受ける印象とはかなり異なるハードボイルド???
著者の張った伏線にまんまとはまりながら読み進みました。
クリスマス間近、年末の慌しさから逃れるべく選んだため、
勝手な多少のがっかり感はあったものの、なかなか!!

とある男性がひき逃げされます。
彼の死は事故だったのか、いやそれとも殺人事件なのか。
遺族は彼の友人の憧れの君、ひょんなことからその真相を追うことに。
どうやら関連しているのは詐欺まがいの健康食品販売会社・・・

バイタリティ溢れる青年が主人公、と思いきや、かなり老年??の彼を
中心に話が展開します。
波乱万丈な若かりし頃、過去の武勇伝を織り交ぜながらテンポよく。
全編を通し、程よいスピード感に溢れ?意外なラストを迎えます。

最近年のせいか?疲れやすいなー、なんて思う朝が増えているものの・・・
なんだか負けてはいられない、と感じる爽やかな?読後です。
思うこと感じることはきっといくつになっても一緒なんだろうな、と
改めて。なかなか新鮮な気がしました。
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タグ:歌野晶午
posted by honeybeeeee at 08:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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